日光パークボランティアは昭和60年に設置され、主に奥日光を活動の場として約50名(2022年現在)が登録されています。
ゴミ拾いや看板拭きをする清掃活動、動植物の調査、自然ふれあい活動などを通して、魅力的な奥日光の自然を伝えるとともに訪れる方々が気持ちよく国立公園を利用出来るような活動を続けています。
開花調査、外来植物除去活動、シカ食害調査など様々な場面で奥日光の自然に関わる活動を行っています。
1.パークボランティアとは
環境省では、国立公園において自然観察会等の解説活動や美化清掃、利用施設の簡単な維持修理などの各種活動について、広く国民の参加を求め、一層の活動の充実を図るととともに、自然保護の普及啓発を図ることを目的として、これらの活動に自発的に協力して頂ける方々をパークボランティアとして登録しています。
現在、全国の25国立公園の40地区において、各地区の特性に応じた活動実施計画に沿ってさまざまな活動を行っていただいています。
パークボランティアの募集は各地区の地方環境事務所が行いますが、募集時に開催する研修を受けていただくことなどが登録要件となっています。
2.日光地区パークボランティアについて
日光地区パークボランティア(通称:日光パークボランティア)は、昭和61年より活動を開始し、現在50名(2022年4月1日時点)が登録し、主に日光国立公園奥日光地域で美化清掃や自然解説、動植物調査等を行っています。
3.主な活動内容
・清掃パトロール活動:歩道や園地でゴミ拾いや公園利用者に対する利用マナーの啓発
・開花調査活動:戦場ヶ原や小田代原等で植物の状況を調査
・自然ふれあい活動:公園利用者に対する奥日光地域の自然資源や歴史、文化を通した自然解説
・シカ食害調査活動:戦場ヶ原を囲っている防鹿柵の効果を把握するための調査
・その他の活動:外来植物除去、希少植物増殖、冬期パトロール等